Finally Enough Love

史上最大のポップ・アイコン=クイーン・オブ・ポップ、マドンナ。
40年にわたるキャリアを通して全世界のクラブを魅了しチャートを席捲してきたクイーン・オブ・ポップが、ダンス・クラブ・チャートNo. 1に送り込んだ全50曲の中から厳選された16曲を収録したダンス・ヒット・トラック&リミックス集、『ファイナリー・イナフ・ラヴ』が堂々登場! マドンナ本人がキュレートするこのコンピレーション作品は、まさに80年代から現代へと続く「ダンス史の変遷」を紐解く教科書となる…。

1980年代から現在に至るまで、常にシーンの最前線で圧倒的な完成度を誇るサウンドと有無を言わせぬポップ・アイコンとしてのカリスマ性、そして時代の空気をビビッドに反映させた音楽性で"クイーン・オブ・ポップ"として君臨し続ける、ポップス界最大のスーパースター、マドンナ。彼女はダンス・クラブ・チャートで50回目の首位を獲得、ビルボード・シングル・チャートで50回第1位を獲得した最初で唯一のアーティストとなり、再び歴史にその名を刻むこととなった。

この歴史的快挙を記念して、マドンナ本人がキュレートする新たなコンピレーション作品が登場する! それが、彼女の40年にわたるキャリアにおいて全世界のクラブを魅了し、チャートを席捲してきたダンス・ヒット・トラックの中から厳選された16曲のエディット・ヴァージョンやリミックス音源を収録した、この『ファイナリー・イナフ・ラヴ』だ。

『ファイナリー・イナフ・ラヴ』には、ほぼ年代順に楽曲が収録されており、マドンナの最初のシングルである「エヴリバディ」から2019年の「アイ・ドント・サーチ・アイ・ファインド」まで、マドンナを世界的ポップ・アイコンにした楽曲たちの7インチ・エディット、そしてシェップ・ペティボーンやハニー・ディジョン、アヴィーチーといった史上最大かつシーンに最も大きな影響を与えるDJたちによるリミックス音源が収録されている。また、ここに収録されている全てのリミックス楽曲は、マドンナの最新スタジオ・アルバム『マダムX』(2019年作品)と『レベル・ハート』(2015年)をプロデュースしたマイク・ディーンによるリマスター音源となっている。

今回リリースとなるこの新たなコレクションは、マドンナ初のリミックス集となった『ユー・キャン・ダンス』にもスポットライトを当てる作品でもある。今年で発売35周年を迎える『ユー・キャン・ダンス』は、全世界で500万枚以上のセールスを記録し、リミックス・アルバムとしては現在でも歴代2位の売上を誇る作品だ。また今回のコレクションは、今年10月6日に40周年を迎えるマドンナの最初のシングル「エヴリバディ」にも敬意を表する作品となっている。マドンナは今回のコレクション用にリミックス・アルバム『ユー・キャン・ダンス』から「イントゥ・ザ・グルーヴ」と「エヴリバディ」の2曲のエディットを選曲し、アルバムの年表を再設計しているのだ。また今回のコレクションには、「リヴィング・フォー・ラヴ」のOffer Nissim Promo Mixという未発表音源も収録されている。

The single-disc distillation of the epic triple-disc box Finally Enough Love: 50 Number Ones naturally pales in comparison to its parent set, which thrives on the kinds of details and detours that cant be captured in a tight 16-track disc. Where the box overspills with dancefloor smashes and club staples, this condensed Finally Enough Love focuses on edits and remixes of big pop hits. The concentration means that Madonnas 1980s and 90s singles occupy a greater percentage of space than they did on 50 Number Ones, yet the concentration on dance tracks and mixes still makes this version of Finally Enough Love feel fresh: this presents a portrait of Madonna as a dance artist, not a pop star, and its a useful and instructive comp for that very reason. ~ Stephen Thomas Erlewine